事業

オリンピアンふれあい交流事業 -サッカー教室(東京都)

イベント概要

イベント名平成19年度 オリンピアンふれあい交流事業 - 
サッカー教室(東京都)(子どもゆめ基金助成事業)
日時2007年11月10日(土)
会場品川区八潮中学校体育館
主管品川区まちづくり事業部道路公園課
主催NPO法人日本オリンピアンズ協会
協賛NPO法人東京オリンピック招致委員会
後援財団法人日本オリンピック委員会
品川区教育委員会
運営協力品川区少年サッカー連盟
東京都中学校体育連盟品川支部
日本航空
東京キリンビバレッジサービス株式会社
株式会社ジャパンビバレッジ大森支店

開催レポート

 今回のサッカー教室の会場はサッカー少年には憧れの品川区天王洲公園でしたが、当日は残念ながらのシトシト降る秋雨と冷風。何ヶ月も準備して来たことが実行できず無念の変更を余儀なくされてしまいました。9時45分、急遽会場を品川区立八潮中学校体育館に変更し開催することを決定。参加者をはじめ関係各位など一斉に連絡作業に入りました。
  当日場所の変更がなされたにも拘わらず、参加者のスムーズな集合に感謝。予定時間通り13時に開会式が始まりました。

 開会式では、主催者を代表してOAJ横山 謙三 理事より挨拶、このふれあい交流事業の成功と来る2016年東京オリンピック開催を実現するため、オリンピックムーブメントの支援と協力の依頼がなされました。
  続いてジャパンブルーのユニフォームに身を包んだ濱野 健 品川区長より歓迎の言葉が述べられた後、各オリンピアンや補助指導員の紹介が行われました。

 実技ではまず、釜本邦茂さんが中心となり準備運動をスタート。その後、パス練習に移りましたがここで釜本さんから子どもたちに厳しく的確なアドバイスがなされました。「ボールが狙ったところから50cmでも外れたらそれはミスパス、練習といえども毎回本番と同じように集中する必要があります」。そして子どもたちもその言葉に応えるかのように真剣なパス練習を繰り返しました。さらに小休憩を挟んで、ストライカーとしての心構えやサッカーの厳しさや楽しさを実技指導の合間に話しをしていただきました。子ども達の真剣な眼差しが今でも印象的でした。
  ドリブル練習では、野田 朱美さん、東名 有美さんの華麗なボールタッチを披露。シュートに入ると釜本さん自らが現役時代を彷彿とさせる強烈なシュートを披露し、打ち方の基本を丁寧に伝授していました。
  実技の終盤には、子どもたち同士でミニゲームを実施。会場内には応援と歓声が響き渡り盛り上がりを見せていました。 最後に、オリンピアン混合チームと品川区役所関係者とのゲームを行いましたが1:1で引き分けという結果になりました。

 閉会式では、総評としてオリンピアン3名から子どもたちへ次のようなメッセージが伝えられました。
「2016年は君たちの世代が五輪代表になります。早くこちら側に来て日本代表として一緒にサッカーをやりましょう!」
 そして子どもたちの熱気とオリンピアンの希望が未来に届きそうなほど盛り上がり、スペースの制限を感じさせない実践的サッカー教室は成功裏に閉会しました。

実技指導

(上段左から)
東明有美さん 、野田朱美さん 、
大瀧吉夫(おおたきよしお)さん:東京都中学校体育連盟品川支部長
江田真朗(えだまさあき)さん:会場となった品川区立八潮中学校副校長
谷田部武利(やたべたけとし)さん:品川区まちづくり事業部次長
藤田修一(ふじたしゅういち)さん:品川区まちづくり事業部道路公園課長
(下段左から)
日比野哲郎さん 、釜本邦茂さん 、横山謙三さん 、濱野健(はまのたけし)さん:品川区長
和田満(わだみつる)さん:品川区少年サッカー連盟会長
岩田俊雄(いわたとしお)さん:品川区まちづくり事業部長

参加者からの一言

講師(オリンピアン)プロフィール

東京オリンピック出場 (1964)
メキシコシティーオリンピック(1968)
銅メダリスト

アトランタオリンピック出場(1996)

アトランタオリンピック出場(1996)