オリンピアンふれあい交流事業 - バレーボール教室(栃木県)
イベント概要
イベント名 | オリンピアンふれあい交流事業 - バレーボール教室(栃木県) (子どもゆめ基金助成事業) |
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日時 | 2006年11月11日(土) | 会場 | 栃木市総合運動公園総合体育館 |
主管 | (財)栃木市施設振興公社 | 後援 | 栃木市、栃木市教育委員会 栃木市体育協会 (財)日本バレーボール協会 |
協力 | (財)日本オリンピック委員会 | 運営協力 | NPO法人バレーボール・モントリオール会、栃木市バレーボール協会 ケーブルテレビ(株)、(有)石川スポーツ、石田スポーツ、サンアイスポーツ 国学院大学栃木高等学校 |
開催レポート
11月11日(土)、栃木県の栃木市総合運動公園総合体育館において、オリンピアンふれあい交流事業(バレーボール教室)が開催されました。今回は栃木市内の小、中学生約200名とその指導者や保護者の方々など、これまでの本事業の中でも特に多くの参加者が集まりました。
開会式では、主管である(財)栃木市施設振興公社加藤常務理事の開式のことばに続き、主催者を代表し、本会竹田会長から本会及びオリンピアンに関する説明をすると共に、「今回のオリンピアンとのふれあいを通じ、スポーツを楽しみ、オリンピックを目指すきっかけになれば」との挨拶があり、続いて、(財)栃木市施設振興公社石橋理事長、日向野栃木市長からそれぞれ挨拶があり、引き続き、今回の講師が紹介されました。
ミュンヘン大会とモントリオール大会に出場した神白高子氏、高木貴子氏、モントリオール大会に出場した池田広美氏、ソウル大会に出場した井上謙氏という豪華なオリンピアン・メンバーを迎えた実技指導は、講師のサポートとして国学院栃木高等学校女子バレーボール部の皆さんにお手伝いいただき、保護者の皆さんが見守る中、準備運動からスタートしました。反射神経を鍛えるトレーニングなどのウォーミングアップから始まり、その後、パス、レシーブ、サーブ、スパイクなど実際のプレーの上達につながる指導がレベルに合わせて進められました。文字通り、手取り足取り、声をかけながら体育館の中を動き回って指導する講師陣とサポートの皆さんに呼応して会場全体も大いに盛り上がり、指導の合間には笑顔を交えた中にもポイントを押さえた講師陣によるデモンストレーションも適宜行われるなど、非常に内容も充実したものとなりました。
全体での実技指導の後には、オリンピアンチームと参加者代表の中学生チーム、栃木市の家庭婦人チームとのミニ親善試合も行われ、応援の歓声の中、オリンピアンの胸を借りた懸命なプレーに接戦になったものの、全ての試合でオリンピアンチームが貫禄を見せ勝利しました。引き続き、参加者の代表がオリンピアンのサーブに挑戦するコーナーもあり、最後まで熱意溢れる指導が行われる中、参加者の怪我もなく、無事に全プログラムを終了しました。
引き続き行われた閉会式では、参加者代表から講師陣へ御礼のことばが伝えられ、講師代表として神白氏から、「今日のこの会場から未来のオリンピアンが出ることを期待しています。今日はいい汗をかきました。」とメッセージが伝えられると参加者も大きな声で感謝の意を伝えました。
また、体育館ステージ上ではオリンピアンが持参した金メダル・銀メダルに実際に見て触れることが出来るコーナーが設けられ、滅多にないチャンスに指導の合間や後に目を輝かせてメダルに見入る参加者や保護者の姿も大変印象的でした。こうして、最後まで盛り上がりを見せて、今回も成功裏に終了しました。
開会式
- OAJ竹田会長による主催者挨拶
- (財)栃木市施設振興公社 石橋理事長の挨拶
- 栃木市 日向野市長の挨拶
- (財)栃木市施設振興公社 加藤常務理事の挨拶
講師プロフィール
左から井上謙氏、神白高子氏、高木貴子氏、池田広美氏
神白 高子 (かみしろ たかこ)
【旧姓:飯田】
ミュンヘンオリンピック 銀メダル (1972)
モントリオールオリンピック 金メダル (1976)
高木 貴子 (たかぎ たかこ)
【旧姓:白井】
ミュンヘンオリンピック 銀メダル (1972)
モントリオールオリンピック 金メダル (1976)
池田 広美 (いけだ ひろみ)
【旧姓:矢野】
モントリオールオリンピック 金メダル (1976)
井上 謙 (いのうえ ゆずる)
【旧姓:矢野】
ソウルオリンピック 出場 (1988)