オリンピアンふれあい交流事業 - 国立大隈少年自然の家
イベント概要
イベント名 |
オリンピアンふれあい交流事業(平成17年度オリンピアン巡回指導) - 国立大隈少年自然の家 |
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日時 | 2006年1月14日(土)~15日(日) | 会場 |
国立大隈少年自然の家 国立鹿屋体育大学屋内プール |
開会式
- OAJ森田理事による開会挨拶
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当初予定していたオリンピアン講師2名のうち、1名が当日急遽体調を崩されたとの一報が入るとともに、羽田空港からの移動に予定していた航空機の整備不良が見つかり、出発が約50分遅れることとなったが、本会事務局と会場となる国立大隈少年自然の家担当者との間で協議・調整した結果、開会式は予定通りの時刻から開始することが出来た。
本会森田淳悟理事(事業委員長)からの主催者挨拶と国立大隈少年自然の家の下地所長からの歓迎の言葉の後、講師である田口信教氏(競泳 平泳ぎ・1972ミュンヘン)を紹介し、そのまま講演会を開始した。
講演会
1日目の夜に行われた講演会では、「金メダルを獲る方法」と題し、田口氏自らが実践してきた練習方法について、
「“その気”になること」・「上手な人のまねをすること」・「スケジュールを立てその通りに実行すること」・「自分を良く観察すること」など、具体的な事例を挙げてその大切さを伝え、最後に、「運をつかむためには、日頃からの心掛けがなくてはならない」と話を締めくくられた。
その後は、参加者からの質疑応答を受け付けるとともに、先着順で景品を進呈し大いに盛りあがった。また、指導者は、オリンピアンである田口氏との指導者交流会で有意義な時間を過ごし、1日目を終えた。
- 講演を行う田口氏
- 参加者は講演に真剣に聞き入った
実技指導
2日目の実技指導は、国立鹿屋体育大学の屋内プールに会場を移して行なわれた。田口講師も水着着用で、自らプールに入って模範を示して指導を行い、参加者がそれを真似るなど、前夜の講演会の内容を実際に体を動かして確認する形をとった。
また、同施設内には世界新記録のスピード(1秒間に2mの速さ)で泳ぐことを体感できる流水プールがあり、参加者は実際に体験して、改めてそのすごさを実感することが出来た。今回の巡回指導も、2日間を通じて非常に有意義に行われた。
- 前日の講演を思い出しての実技指導
- 世界新記録のスピードを体感
講師(オリンピアン)プロフィール
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田口 信教(たぐち のぶたか)
愛媛県生まれ、鹿児島県在住22年目。
第19回メキシコシティー大会(1968)、第20回ミュンヘン大会(1972)、第21回モントリオール大会(1976)と3回のオリンピックに出場。ミュンヘン大会では、100m平泳ぎ金メダル(世界新記録)・200m平泳ぎ銅メダル。
現在、国立大学法人鹿屋体育大学体育学部(教授)学長補佐・附属図書館長。