事業

オリンピアン巡回指導事業 – 陸上・ランニング教室(沖縄県)

イベント概要

イベント名平成18年度オリンピアン巡回指導事業 – 陸上・ランニング教室(沖縄県)
日時2007年2月10日(土)~11日(日)
会場国立沖縄青少年交流の家
渡嘉敷小中学校
主管国立沖縄青少年交流の家
後援NPO法人日本オリンピアンズ協会

開催レポート

 2月10日(土)、11日(日)の2日間にわたり、沖縄県渡嘉敷村の国立沖縄青少年交流の家にて、オリンピアン巡回指導事業(マラソン教室)が開催され、小学生から高校生の受講者50名とその指導者、保護者、関係者が集まりました。

 今回の講師には東京大会、メキシコシティー大会、ミュンヘン大会の3大会に出場された君原健二氏を迎えました。

 1日目は君原氏によるマラソン教室が総合グランドにて実施され、「単調になりがちな競技種目なので、しっかりとしたメニューを持つこと」、「トラックでは常に左回りになってしまうが、実際のマラソンコースは変化に富んでいる為、走る方向を工夫すること」などといった具体的な指導が行なわれ、特に10名くらいのグループに分かれて2分ずつトップを交代しながら走る『リーダー走法』は、ペースメーカーの役割も理解できることもあり、参加者から大好評でした。

 夜には講演会が屋内体育館にて『ゴール無限』という演題で行われ、約200席の会場は満員となりました。講演では、君原氏から「報われない努力はない」ことが色々な例をあげて伝えられ、また、演題の『ゴール無限』については、「絶えず自分の目標を持つこと、その目標が達成されたら、また次の目標を持つことで『ゴールは無限』なんです」と熱い口調で語られていました。また、翌日のマラソン大会の参加者からも熱心な質疑応答があり、予定時間を大幅に超えて盛会のうちに終了しました。

 2日目には、「第2回鯨海峡とかしき島一周マラソン大会」が開催されました。

 渡嘉敷小中学校運動場にて開会式が行なわれ、君原氏が招待ランナーとして紹介されました。大会には約600名ものランナーが参加し、事故も無く、お祭りのような雰囲気で和気あいあいに終了しました。

マラソン実技指導

講演会

マラソン大会

講師プロフィール

東京オリンピック 男子マラソン 8位 (1964)
メキシコシティーオリンピック 男子マラソン 銀メダル (1968)
ミュンヘン大会 男子マラソン 5位入賞 (1972)