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【近況報告】自転車オリンピアン 班目 秀雄さん

班目 秀雄

自転車オリンピアン 班目 秀雄さんは、 障害者自転車チームの監督としてパラリンピック北京大会(2008)に参加しました。

2006年に監督を引き受けスイス・エーグルでの世界選手権に向けた選手強化を行って大会に参加して以来、翌年はパラリンピック北京大会(2008)の出場権を賭けて、フランス・ボルドー市開催の世界選手権大会(2007)、コロンビア・カリ市開催のオープンパラ・パンアメリカン大会(2007)での厳しい戦いを経てパラリンピック北京大会(2008) 4名の出場権を獲得しました。 

2008年3月、北京に向けた花月園競輪場での第1回パラリンピック北京対策合宿ではシーズン最初の合宿とはいえ選手個々のパフォーマンスは驚く程低く本番での勝利には程遠く厳しい状態でしたが・・・結果を認識した選手達はその後9回の強化合宿において『北京の空に日の丸を』合言葉に苦しみに耐え、厳しく追い込んだトレーニングを重ねた結果、最終合宿時には夫々の選手がパーソナルベストを出せるまでにパフォーマンスも上がり、何の不安も無く自信を持って北京の本番を迎えました。

大会本番ではこれまで積んだトレーニングの成果を遺憾なく発揮して参加選手達は世界記録、パラリンピックレコード、日本記録を更新して新記録を樹立し、金メダル1個、銀メダル3個、銅メダル2個を獲得するという輝かしい結果を残すことができました。

この事実は先人が言った『努力の先に勝利がある』を実践した結果です。

2006年以来の3年間を振り返ってみると、強化合宿、大会を通して選手達の自転車に懸ける情熱、勝利に対する執念、強くなりたいという熱意を強く感じました。障害を跳ね退け世界で戦う力を身に付ける為に一所懸命頑張る姿勢には、感銘を覚えずにはいられませんでした。高いモチベーションを持って、物凄い事をやってのけた選手達と戦ったパラリンピック北京大会(2008 ) ・・・・私にとって一生忘れる事の出来ない大会となりました。

【プロフィール】
班目 秀雄(まだらめ ひでお)
東京大会 自転車 男子タンデム・スプリント  出場(1964)